街はカーニバル!プロジェクトの趣意書 [代表幹事より]

私たちは、生まれ育ったまち川西が持つ、地形、文化、歴史、そしてそこに住む人たちの潜在的なポテンシャル(秘めた可能性)と、文化芸術イベントが放つパワーを融合させ、『自慢できるまち、多くの人が訪れるまち』川西を目指し活動しているグループです。
 川西はご存知のとおり、いくつかの課題があります。南北に細長いうえに中央付近で分断された、『つながり』を持たせにくい地形。人口増加による地域成長を担った北部地域の高齢化や少子化。まちを引き継ぐべき、第2、3世代の地域離れは、もっとも大きな課題です。また、市内に滞留できる仕掛けづくりに乏しいことや、歴史や文化を存分に活かしきれていないと感じます。
 しかしながら、秘めた可能性(ポテンシャル)も当然にあります。それは住宅都市として成長してきたことにあります。つまり成熟した社会が、コミュニティー活動の充実を生み、地域単位に人の輪が広がっていることです。さらには中心市街地で、集客・医療・住宅の多機能型都市を目指した中央北地区の開発事業がスタートしようとしていることもあります。
 私たち『街はカーニバル!プロジェクト』は、地の利を活かした、文化芸術イベントを行政だよりではなく、民間の意志(まちの意志)で実行し、その企画・運営の活動を通じ南部から北部の『つながりづくり』に挑戦し、招いた人、招かれた人が、『街は己の財産だ』と言えるきっかけを創出できればと考えています。ずば抜けて特徴があると言えない川西。まさに民意の向上こそが、街の特徴を醸し出すひとつの方法でしょう。
 川西の南部から北部には、隠れたポテンシャルがたくさんあります。まずはその第一歩を川西の中心市街地にある『秘めたポテンシャル』と『賑わい』の連携で、『街はカーニバル!』という『とき』を奏でようと思います。
ほんの小さな活動かもしれませんが、そこに訪れた子どもたち、大人たち、市外の人たちが、その『とき』に触れることで、街との『関わり』に気づき、街の『らしさ』に気づき、街が『必要とするもの』に気づいたとき、川西は絶対にどこにも負けない、最高の魅力ある街になるはずです。
それが、私たちの目指すいわゆる『オリジナル文化の確立』というものです。


平成22年10月18日
                         街はカーニバル!!プロジェクト
                            代表幹事 荻田 雅仁

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