“かわにし音灯り”を迎えるにあたって~言いだしっぺより~ [代表幹事より]

 今年、五回目の川西まつりを迎えるにあたり、川西市のまだ伝えきれていない良さや、魅力をより多くの人に感じてもらうためにはどうしたらよいか。そんな想いから、市民自ら賑わいを創造する活動団体『街はカーニバル!!プロジェクト(通称街プロ)』が立ち上がったのは昨年10月のことです。そのメンバーは、商売人に限定することなく、志を同じくするさまざまな立場の市民で構成されています。5年目の節目を迎え、川西まつり実行委員会としてもプラスアルファの斬新なアイデアの期待と、マンパワーの確保は望むところで、主に前夜祭の企画・運営について、協力体制が出来上がりました。
 体制も整い、緩やかに動き始めたそんな折の3月11日、東日本大震災が発生しました。『賑わい』どころか、『生』そのものの根幹を揺るがす大惨事を目の当たりにしながら、街の飛躍だけを胸に企画を進めていたことにイベント開催の意味を見失いかけていました。
 しかしながら予想もしない異常な状況下において『川西まつり前夜祭~かわにし音灯り~』のアイデアが確立されたと思います。直接的な被害を免れた私たちには、きっとやらなければならない使命があるということに気付いたわけです。つまり街全体の成熟を願う想いを隠す必要などなく、そこに被災地へのメッセージを伝える環境を整える工夫が、今回の企画にさまざまなかたちで関わる人たちを呼び、街全体の一体感が生まれると結論しました。
 私たちが想う川西は、人や地域などの強固な結びつきによって始まり、そして未来に向かって発展していこうとしています。第五回川西まつりは、そのほんの小さなきっかけのひとつになれば幸いであり、明日からの川西にとって意味ある時間(とき)になると信じ、両日ともに成功させたいと願っています。

川西まつり実行委員長 荻 田 雅 仁(かわにし音灯り@街はカーニバル!!プロジェクト代表)


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